「やってみたい」に「やってみたら?」で応える職場。子育てと両立しながら、申請→現場→施工管理へと成長した川満さんにお話を伺いました。
はじめに
川満さんは、最初はパートで申請業務。そこから図面の補助、現場同行、電気工事士の資格取得を経て、いまは施工管理として現場と社内をつなぐ司令塔を担っています。
何度でも「教えてくれる」人の存在と、「やってみたい」に背中を押す文化。子育て中でも柔軟に働けるからこそ、挑戦が続けられたと素敵な笑顔で話してくれました。
やってみたいと手を挙げれば、「やってみたら?」で始まる。だから、安心して前に進めるんです。
アイデンを選んだ決め手
家庭の事情で働き方を考える時期に、「プライベートも尊重してくれる」というスタンスに惹かれました。時間や日数の調整が利き、困ったら周りが助けてくれる。
入ってみると、質問すれば誰かが丁寧に一緒に調べてくれる。未経験の領域でも、怖がらずに一歩を踏み出せる空気がありました。
いまの仕事とやりがい
施工管理は、工務店や職人さんと段取りを組み、工程・品質・安全・コストを総合で管理する役割です。
図面や部材のチェック、現況写真での確認、当日の指示まで—現場が滞りなく進むほど、チームの信頼が厚くなります。
そして何より、「自分が組んだ段取りが現場を動かした」と実感できた瞬間の充実感。縁の下の力持ちだからこそ味わえるやりがいです。
現場は毎回違う。だからこそ、事前準備と柔軟な判断力で現場を前に進めるのが面白いです。
“やってみたい”がキャリアを広げた
図面に向き合うだけではわからないことを現場で学びたくて、職人さんに同行。そこで電気工事士の資格にも挑戦しました。
資格を活かして連携(パワコン起動)に関わった経験は、机上の判断を確かなものにしてくれます。内勤だけ、現場だけ、ではなく両方を理解して橋渡しできることが、いまの強みです。
子育てと仕事の両立
子どもの行事や体調に合わせて相談でき、柔軟に時間を調整できるのがありがたいところ。
土日に動いたときは平日に代休を取るなど、自己管理を尊重してもらえます。
「無理をしないで」と声をかけてくれる社長・上司の存在が、安心して挑戦できる支えになっています。
1日の流れ(例)
09:00 当日施工分の資料・部材チェック、職人さんへ共有
10:30 工務店・担当者と段取り確認(電話・チャット)
13:00 現況確認(写真・図面の照合)/課題の指示出し
16:00 翌日以降の工程調整、追加部材手配、申請関連の確認
18:00 進捗の棚卸し・リスク洗い出し(必要に応じて在宅対応)
※状況により現場立ち会いや連携対応あり
チームの雰囲気
・何度聞いてもいい:わからなければ一緒に調べよう!という文化
・相手に合わせる伝え方:職人さんには端的に、元請け企業様には丁寧に
・フラットな連携:営業・施工・管理が同じゴールを向いて業務に取り組む
・ミスは共有して仕組みに:個人を責めるのではなく再発防止に落としこむ
「教えてほしい!」って伝えたら、断られたことがないんです。だからここまで続けてこれました。
応募者に伝えたい“リアル”
・毎回違う現場で、予想通りにいかないことが日常茶飯事。想定外をどう進めるかが腕の見せどころです。
・準備とコミュニケーションが現場を左右します。
・机上と現場、両方をつなぐ柔軟な視点を持てるようになります。
・子育て・私用の相談がしやすいです(チームでカバーし合える)。
・「やってみたい」を形にできる—手を挙げる人が伸びる職場です。
次の挑戦:育成と仕組み化
自分の中にあるノウハウを、一人で抱えずに共有すること。
図面の見方、チェック観点、当日の判断基準—これらを言語化して誰でも回せる型にしていくのが目標です。
二人、三人と同じレベルで動ける仲間が増えれば、現場はもっと強くなるはずです。
こんな人と働きたい
・現場の変化を楽しみ、前向きに判断できる人
・相手に合わせて伝え方を切り替えられる人
・「やってみたい」を口にできる人(未経験でもOK)
・「完璧さ」より「一歩前へ」。支えてくれる人がいるから、安心して挑戦できる場所です。